2011年11月8日火曜日

聖母マリアをモチーフした絵柄の意味とは(タトゥーデザイン)


聖母マリアをモチーフした絵柄の意味とは(タトゥーデザイン)

マリアを「神の母」として崇敬しているのは主にカトリックである。
プロステタントではマリアをあくまでも人間として扱い、敬意こそ払うものの像などに礼拝することはない。
衣服は配色は、赤い服に青いマントという組み合わせが一般的。
この場合、青は天の真実、赤は神の愛を象徴している。
もう一色、純潔の白を加える事も多い。


幾つか絵についてご紹介しま~す。


「百合」
キリスト教文化において、白い百合は聖母マリアの象徴。
かつての欧州では単に「百合」といった場合、マドンナリリーという品種を示していた。
「愛胎告知」の場面など、中世キリスト教美術に描かれる百合はほとんどこの品種だ。
しかし19世紀末になるとテッポウユリやタカサゴユリなど日本産の百合が流行し、
マドンナリリーに取って代わっていった。



「祈りの手」
銅板画家デューラーを支えたのは、共に画家を目指す一人の友人だった。
「出世したら今度は君が僕を援助してくれ」と約束し、デューラーを養うため炭坑で働いたのだ。
しかし過酷な労働で、友は鉛筆を持てなくなった。
それでもなお、デューラーの祝福を祈る親友。
指の曲がった彼の両掌を、デューラーは涙ながらに描いた。
これが「祈りの手」と呼ばれるモチーフのルーツだという。


また明日もご紹介いたしますのでよろしくお願い致します☆

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