我々日本人が思い浮かべる十字架はほとんどの場合、右側が長く突き出たラテン十字であるが、
キリスト教美術ではT字型のタウ十字などもよく描かれていた。
十字架の形状は教派や時代、地域によって異なり下の絵のような円と組み合わせたケルト十字、
縦横の長さが等しいプラス型のギリシア十字などが存在する。
幾つか絵についてご紹介いたします!
「サタン」
旧約聖書に登場する神の敵対者であり、キリスト教では堕天使ルシファーと同一視されている。
ルシファーは元々、「明けの明星」という異名を持つ優れた天使であった。
しかし、神が天使よりもアダムとイブへの愛情を注いだことに不満を抱き、
あろうことの神に取って代わろうと反逆を企てる。
戦いに敗れたルシファーは天界を去り、ついには悪魔へと身を堕とすのだった。
「ROCK OF AGES」
「ロックオブエイジズ」とは、神やキリストの揺らぎなき確かさを、悠久の時にも風化せず巨岩に喩えた言葉である。
賛美歌「ちとせの岩よ」には「十字架の他に頼むかげなき侘びしき我を憐れみたまえ」というフレーズがあり、
「十字架にすがる乙女」の図はこれに基づいていると思われる。
音楽のロックを連想させることなどからアメリカン・タトゥーの話材として人気が高い。
明日もどんどん紹介いたしますので皆さんよろしくお願い致します☆
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